メダカの卵の管理法について紹介します。カビたり卵が死んだりしている方はぜひお読み下さい。

メダカの卵の管理法

メダカの卵の管理法を紹介します。

メダカの卵の基本的な管理法

メダカは卵を食べてしまうため、別の容器に隔離します。まずは水槽内に産み付けられた卵を採集します。この採卵方法は詳しく別ページで説明しているのでそちらを参照してみて下さい。

メダカの卵の容器は水が入ればどのようなものでも構いません。プリンカップやペットボトル、ヨーグルトやゼリーの空き容器、ダイソーで売られている1リットル程度の容器などなんでもOKです。

メダカの卵は30cc程度の醤油のタレを入れるケースに数十個入れられて販売されているぐらいなので、卵を管理するだけならどのような小さい容器に入れても大丈夫です。

ですが、卵が孵化したときにあまりにも狭すぎる容器だと針子がすぐに死んでしまうため、孵化するときには最低でも500ml程度あればいいでしょう。

また、卵が入った容器とは別に針子用のケースを用意しておいて、孵化したら別のケースに移し替えるのでもOKです。

この際、生まれたての針子を網ですくうと傷ついて死んでしまうので、スプーンなどを用いて輸送するようにしましょう。

メダカの卵を管理するときの温度

メダカの卵は25度の水温で10日で孵化するとされています。実際にはバラツキがありますがだいたい10日〜14日前後かかります。

あまりにも水温が低いと孵化するまでに時間がかかりますし、逆に水温が高すぎると死んでしまうため、メダカの卵を管理するときは温度が一定の室内で管理するのがいいと思います。冬場はヒーターなどで加温するといいでしょう。

卵の管理ではカビが大敵

メダカの卵の管理ではカビが発生しないように気を使う必要があります。メダカの卵はカビやすく、カビが生えると卵が腐って死んでしまいます。特に無精卵と一緒にしておくと無精卵からカビが発生し、有精卵に伝染して全滅してしまうこともあります。このため、白くなっている卵やカビが生えている卵を発見したらすぐに取り除きましょう。

メダカの卵の管理法

メダカの卵の一般的な管理法を紹介します。

糸切り

メダカの卵は粘着糸で覆われています。粘着糸とはその名の通りネバネバした粘膜の糸で、この糸のおかげでメダカの卵は水草などにくっつくことができます。

この糸はカビが生えやすくそのままにしておくと卵がだめになってしまうため取り除きます。

やり方はいちいち手で摘んで糸を切り取る方法もありますが、ティッシュペーパーの上で卵を指で転がして糸を巻き取るやり方が手軽です。

メダカの有精卵は数の子のように硬く、指で転がしても潰れることはありません。また、無精卵はすぐに潰れるので無精卵を取り除くという意味もあります。

卵の消毒

メダカの卵をそのままにしておくとカビが生えやすいです。そこで、卵を消毒するとカビが生えにくくなり孵化率が上がります。

水道水で消毒する方法

まず、卵が入った容器に入れる水はカルキ抜きしない水道水を直接入れます。塩素が入っているため殺菌力が少しでもあるからです。

ただし塩素はすぐに抜けてしまうため毎日水替えする必要があります。水道水に含まれる塩素はカビを殺菌するには弱すぎるためあまり効果が期待できませんが、メチレンブルーがない方は試してみるといいでしょう。もちろんカビてもいいのならこのやり方は不要です。

メチレンブルーを使う

多くのメダカ愛好家は卵の消毒にメチレンブルーを使っています。メチレンブルーは水カビ病の治療薬で水中のカビを殺菌する効果があります。500ccにつき1滴程度メチレンブルーを垂らすことでカビの発生を抑えることができます。メチレンブルーのカビ抑制力は高く、1日おき程度水を変えてその都度メチレンブルーを入れることで卵の孵化率は格段に上昇します。

メダカの卵の全く新しい管理法

メダカの卵は別の容器に入れておくとカビやすいです。普通メダカの卵は採卵して糸切りして容器に投入してメチレンブルーに入れて毎日水を取り替えて・・・

というやり方がメダカの卵の管理法だとされています。

ですが、現在私はこれらの作業を全く行っていません。

私がやっているのは、「メチレンブルーを規定量(かなり濃い目)に入れて卵を入れる」これだけです。糸も切らないですし、卵が入った容器の水も換えないです。

ですが、メダカの卵は全くカビが生えないどころか白く濁った卵すらほとんどありませんでした。もちろん孵化率が下がったり奇形が生まれるなどの弊害も全くありませんでしたし、孵化した稚魚がメチレンブルーを浴びても全く問題ありませんでした。

糸を切ったり毎日水換えするのは面倒です。メチレンブルーを濃い目に入れるだけでたくさんの労働から開放されるのでぜひお試し下さい。

メチレンブルーは規定量ではないと効果を発揮しない

従来のメダカの卵の管理法では、メチレンブルーは容器に対して1滴程度だとされていました。

これは規定量の10分の1ぐらいの濃度で、水カビを退治するためには薄すぎ、容器に対して1滴か2滴入れた程度では十分に効果を発揮されていない可能性が高いです。

たとえば、風邪薬を10分の1の量だけ飲んで風邪が治らないのと同じです。

規定量入れると卵に対して刺激が強すぎるという意見もありますが、それは水カビ側にとっても同じです。10分の1の量で水カビを十分に殺菌できないのなら入れても入れなくても同じだということです。

ただ、従来の方法でも卵にカビが生えにくくなっているので一定の効果はあるのだと思います。

ですが、メチレンブルーを入れっぱなしではなく毎日か1日おきに水を取り替えるのが正しいとされています。

つまり、従来の方法で毎日卵が入った容器の水を換えなければならないのは、新しいメチレンブルーを入れ続けないと効果がすぐに切れてしまい、水カビが発生してしまうのです。

また、メチレンブルーを規定量入れたからといって卵に悪影響が出ることは考えにくいです。規定量とは薬の効果があって、なおかつ安全に使用できる量です。全く問題がないと立証されているため安心して使える量なのです。

規定量は6リットルにつき1cc

メチレンブルーの規定量は6リットルにつき1ccです。600ccで0.1ccですが、計測できないので私は1ccが計量できるスポイトを使用して、まずは10cc程度の10分の1水溶液を作ります。

その水溶液を1cc〜2cc抽出し、卵が入った容器に投入しています。

また、計らなくてもだいたい目視でも判別できます。規定量メチレンブルーを入れるとブルーレットおくだけのような濃い青になるのでそれぐらいになるまで原液を投入します。濃くなりすぎたら薄めれば大丈夫です。

メチレンブルーは色が薄くなってくると効果がなくなるので、その際は新しいメチレンブルーの原液を入れます。

メダカの卵の管理で粘着糸を切る必要はあるの?

メダカの卵の管理で粘着糸を切る必要は私のやり方では全くありませんでした。メチレンブルーが薄いと卵の周りに付着した粘膜や糸が腐敗してカビが発生し、隣接した卵が死んでしまいます。

ですが、メチレンブルーを濃くすることで水カビが発生しなくなるため粘着糸だらけでも全くだめになることがないです。

濃い目にメチレンブルーを入れた2つの容器を用意し、片方は粘着糸を取り除いた状態の卵を入れ、もう片方はそのまま卵を投入しました。

結果、どちらの容器にも水カビは発生しませんでした。一方でメチレンブルー薄めの容器で粘着糸を切った卵を入れましたが、白くなる卵がいくつかありました(水カビが広まって有精卵がダメになることはありませんでした)

このような結果になったため、私は卵の粘着糸をいちいち切り離す作業を全く行っていません。ですが孵化率などに悪影響がなかったためこのやり方で卵の管理を行っています。

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